概要
k8s と GKE のサポートバージョンの違いに関して調査したメモ
モチベーション
- Kubernetes がサポートするバージョン
- GKE がサポートするバージョン
の違いって何?
まとめ
- kubernetes の version は過去 3 マイナーバージョンまで。
- 現在の最新 k8s version は 1.18(2020 年 3 月 24 日リリース)
- Kubernetes がサポートしている k8s version は 1.16 / 1.17 / 1.18 のみ。
- とはいえ、Cloud Providor として個別にサポートしている k8s version は「別」としてある。
- Kubernetes: 1.14.10
- GKE: 1.14.10-gke.36
- 現在新しく GKE を立ち上げようとすると「1.14.10-gke.36」がデフォルトになっており、基本、GKE への反映は少し遅れる。
- GKE としては、本番レベルでの品質保証はしていないが、現時点で、1.17.5 まで構築できるようにはなっている。
- 基本的に、1.14 系は、1.14.10 が最新 version ですが、「Cloud Providor としては、ある程度サポート(-gke.## という形で、セキュリティ更新とバグ修正)」はする、が、「k8s コミュニティとしてはサポートしない」ので、patch version release はされない(1.14.11 が release されることはない)
参考
- セマンティック バージョニング
- x.y.z
- x: major
- y: minior
- z: patch
- x.y.z
- Kubernetes バージョンとバージョンスキューサポートポリシー
- GKE・バージョニングとアップグレード#バージョニング体系